1月27日（木）放射線治療・ストロンチウム-89

先日の市民公開講座の切り抜き、隅から隅まで読んでみました（笑）

乳腺外科の先生の講演から
女性のがんの中で最も発生率が高く
日本人女性のおよそ18人に1人が罹患している計算になる。
部位別死亡率では30～60歳代のトップで、
その要因の一つに乳がん検診の普及率の低さ（20％程度）が挙げられている。

私も気になりながらも、一度も受けた事がありませんでした。

乳がんは骨に転移しやすく、最初に見つかる転移の3分の1は骨転移だそうです
骨転移に非常に有効なのがビスホスホネテート製剤。

入院（転院）当初は痛みで非常に辛い状態でした。
入院3日目に初めてゾメタの点滴。
初回は発熱があるかもしれないと言われましたが、私は大丈夫でした。
4週間毎と言うお話でしたが、この月だけは3週間後に2度目を受けています。

その後放射線治療をしたのですが、
一番痛みの強かった仙骨、骨がかなり溶けてしまっていた右恥、坐骨。
それと右肩甲骨の3ヶ所でした。

一度照射した所には2度目の照射は出来ないと聞いていましたので、
「また同じ場所が悪くなった時はどうなるんだろう。。。。」
この頃、病気や治療に関して何も分からず、
と言って調べる勇気も気力も無く、頭の中は不安だらけでした

放射線治療科の先生の講演から
骨転移に対する放射線治療の役割は、
主に疼痛の緩和、病的骨折や脊椎圧迫によるまひの予防と、日常生活の維持。
照射する部位は骨盤、胸椎などの順に多く、80～90％に除痛効果が見られる。
病的骨折の予防や鎮痛剤減少の治療効果も認められている。
「正常組織の耐用線量をオーバーしない範囲であれば、がん再発後の再照射も可能です。」って書いてあるなぁ。。。
そうなの？？耐用線量ってどれくらいなんだろう。

外からの放射線治療では手を尽くせない多発性骨転移に対しては「ストロンチウム-89」が適用になります。
注射1本打つだけで痛みが緩和され、ビスホスホネテート製剤との併用で除痛効果が上がることも研究から明らかです。

へ～～～～～、早速検索

「血液に乗って全身をめぐるので、骨転移が何カ所に起きていてもいっぺんに治療することができるのです。」

あちこちに骨転移のある私にはとても魅力的なんですけれど

「効果を発揮するのは、固形がんの骨転移で、とくに造骨代謝が活発になるタイプです。」

残念、私は溶骨代謝が活発になって骨が減っていくタイプでした

その他に【適応の条件】があります。

本治療を行うには、最低限下記の７項目の基準をすべて満たしていることが必要です。

１）組織学的及び細胞学的に固形癌が確認されていること

（白血病、多発性骨髄種、悪性リンパ腫などの血液悪性腫瘍は本治療の対象ではありません）

２）３ヶ月以内に行われた骨シンチグラフィーで多発性骨転移が認められること

３）骨シンチグラフィーの集積部位と疼痛部位が一致すること

４）非ステロイド性抗炎症薬（NSAID）やオピオイド及び従来の鎮痛補助薬では疼痛コントロールが不十分であること

５）外部放射線治療の適応が困難であること

６）白血球数≧3,000/ mm3、好中球数≧1,500 mm3、血小板数≧75,000/mm3、ヘモグロビン量≧9.0g/dL以上あること

７）本薬の臨床的利益が得られる生存期間（通常２ヶ月以上）が期待できること
だそうです。

薬価がお高く、保険が利いて3割の負担でも10万円になるそうです。。。。
（東名古屋病院HP)より

管理が難しいため、治療できる病院は多くないようですね。。。。

だけど、一番辛かった頃に比べると、
今も寝返りは無理だけれど、痛みはかなり緩和されています。
前回受診から夜だけオキシコンチン5mg減らしてます
ゆっくり、ゆっくり痛みが緩和され、いずれはお薬飲まなくても良いようになるといいな～。

コメント 1

沒有醫生的處方
achat cialis en suisse http://cialisyoues.com/ Low cost cialis 20mg
by Cialis online (2018-04-14 03:25)